2017年04月25日
宗教法人の会計と住職の常駐ないご寺院。
先日、会計士の先生とお話をしました。
宗教法人における自動車。
どの程度の高級車まで認められるのか?
と言う話をしておりました。
結論は出ない話なのですが。
最悪の宗教法人の会計についてもお聞きました。
宗教法人の口座がなく。
住職さんの個人口座で管理をされてたケースがあったそうです。
これはすべてが住職さんの個人収入となり。
非課税部分のメリットがなくすべてが所得税対象となるパターンですね。
そのような管理方法をされておられる場合。
すぐに宗教法人の口座を作る。
経費として認められそうな領収書を保管する。
時効(たぶん5年)をじっと待つ。
それしか方法はないと思います。
京都新聞の記事がyahoo ニュースにありました。
住職の常駐なし1万3千カ寺 全国調査、過疎など影響
という記事です。
ご寺院が多すぎると言う事なんでしょうが。
今後、この傾向は更に悪化していくのでしょうね。
この記事の最後に。
「無住」「兼務」「代務」の問題なのに。
「宗派として僧侶の資質向上に努め、福祉活動や地域貢献を推奨しているが、1宗派だけではなく、仏教界全体の問題として取り組む必要がある」
と書いてありますが。
意味が解らなかったです。
こんな答えがあると良かったです。
現代ではスローライフを送りたいという若者も居るとおききします。
そんな若者に僧侶としての資質を備えていただくバックアップをします。
○○宗の僧侶になっていただき地方の空いている寺院で活躍していただく方策を整えています。
なかなか。
そうなっていかないのは。
色んな事情があるのだと思います。
でも、包括宗教法人としてはそれに取り組んでいただきたいですね。
カテゴリー:ご寺院経営について